ホーム > 詩人の部屋 > チェシャ猫の部屋 > replay〜幼き日のボクら〜

チェシャ猫の部屋


[28] replay〜幼き日のボクら〜
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

気がつけばいつも側に君がいて
泣き出しそうなボクを
そっとなぐさめてくれていた

生まれたときから隣に住んでるボクらは
兄弟だ、って言ってもいいのカナ??

たった半年早く生まれただけの
キミのはずなのに
何故だろう??
ずっと大人びて映る

泣き虫で弱虫のボクを
いつでも不安げに見つめていたね
転んでケガするとすぐ
赤いポーチからばんそうこう取り出して
すりむけた膝小僧に
そっとはってくれたね・・・
これからもキミを頼っていいカナ??
少し甘えてもいいカナ??
いつの日かボクがキミより
大っきくなって

キミを守れるようになるその日まで・・・

2003/11/20 (Thu)

前頁] [チェシャ猫の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -