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チェシャ猫の部屋


[47] lovestory of the Cinderella
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

今もし0時を告げる鐘の音が鳴り響き
夢は現実へと返り
馬車はかぼちゃに戻り
そうしてただ
ガラスの靴だけがそこに残るのだとしたら
置いてきぼりにされた僕はどうすればいい??
王子様だなんて柄じゃないけど
もう一度君を探してもいいのかな。。

僕だけに見せる笑顔も
君だけが見た涙も
その全て一時の魔法だとしたら
いつかは僕の前から消え去るのかな??
物語の中のシンデレラのように・・・・

それでもきっと僕は君を探し続けて
偽りの美しさに目を奪われず
ただ灰を被った君を見つけ出すだろう

僕たちの描いてきた物語
そのすべてに君と僕が存在していたなら
ガラスの靴なくったって君を見つける
馬車に乗ってなくても
ドレス着てなくても
涙に濡れた両手で君を抱きしめる

僕には大きなお城はないけれど
君と二人手を握って


幸せに・・・なろうよ。。

2004/05/21 (Fri)

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