詩人:チェシャ猫 | [投票][得票][編集] |
初めて君を誘ったこの部屋は
あの日と何も変わらないまま
ただ月の光が滑り込んでいて
知らず知らずのうちに口ずさんでいる歌は
星の瞬きのリズムにのって・・・
あの夜なにもできなかったのは
ただ君のすべてが愛おしすぎて
君の薫りに包まれたあの部屋で君を抱きしめたら
何かが終わってしまうんじゃないかって
切ないくらいに怖かったんだ。。
あれから少しだけぎこちなくなった関係も
笑って許してくれた君の横顔も
そのすべてやっと 両手で受け止められたから・・・
今夜君に愛を誓う
星のささやきのそそのかされて
君をそっと抱きしめる
形のない何かは
月にてらされて影ができ
僕らをやさしく見つめるだろう
例え何か失くすとしても
代わりに何か見つけるとしても
その全て零れてしまわないように
この手で握りしめるから
だから・・・love me tonight