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チェシャ猫の部屋


[9] いつかきっと・・・
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

気丈なキミが初めてボクの前で見せた一粒の雫
初めてあいつの存在の大きさに気づく

きっとキミは
ボクがどんなにキミを批判したって
どんなにキミを傷つけようとしたって
何もなかったような顔して
さらっと流してしまうはずなのに

あいつはたった5文字のわかれようって言葉で
キミの涙を呼んでしまう

涙に溺れたあとに見せたとびきりの笑顔
改めてあいつの存在の大きさを知る

だってキミは
キミが一つの恋を失ってから
ボクが毎日毎日話しかけて
やっと少しだけ・・・
淋しく笑ってくれるようになったのに

あいつはたった6文字のやりなおそうって言葉で
彼女にとびきりの笑顔を与えられる

今はまだぜんぜんあいつには敵わないけれど
それでもキミを思い続けたい
いつか自信を持って
思いを伝えられるように
好きですって言えるように

キミにとびきりの笑顔を与えられるように・・・

2003/10/18 (Sat)

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