詩人:弘哉 | [投票][編集] |
見えてるもの全て
捨てられる程度のものだ
てんで必要無いって思える
なんで?なんて聞かないで
いたってどうでもいいことだよ
でしょう?
本やテレビはいつだって
当たり前の日常を美化してる
はみだし者の俺さえも
違背は出来ないって言い切って
うざってぇことこの上ない
か弱さ演じても生きてけないよ
らんらんと光る瞳がいつも監視してるから
誰かがそっと覗いてる
もやの中から覗いてる
嫌悪に満ちた監視の瞳
いくよ寝覚めぬ俺だから
じゃれる君には冷たくて
なけなしの義と
いなめず荒ぶ
愛吟心を和ませるけど
がっつくほどのものはない
欲深くなる自分など
しのびないから
いりもしない
だども心は叫んでて
けどと心は叫んでて
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中途半端に伸びた髪が
持ち前の女顔に拍車をかけてる
高1にしては低い背も
声変わりした筈なのに高い声も
持ち前の女顔に拍車をかけてる
「森三中の結婚した人に似てるよね」
言われ過ぎて諦めてるけど
ぶっちゃけて言うとするなら1つ言いたい
俺が怒る理由な
対象が芸人だからじゃねぇ
女だからだ!
彼女と歩いてても彼氏に見られないのが悔しい
なんでボーイッシュとくくってまで俺を女にしたがるんだ?
俺、もしかして君の隣にいるのふさわしくない?
不安度3割増なコンプレックス
成長期は5cm伸びて終わった
合唱のパートはオクターブ高く歌ってる
坊主には流石にしたくない
女顔?
ちげぇ!中性的なだけだ!
女顔?
ちげぇ!ちょいと頬があるだけだ!
女顔?
ちげぇ!最近奥二重が二重になりつつあるだけだ!
あぁ神様よ
いるならこれだけでいい
多くは望まないから叶えてくれ
銭湯行って番頭に止められるのだけは勘弁だ
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過去とか語れたもんじゃない
今までのこと
どうだっていい
俺を構成するもの
俺自身だよ
ここに至るまでに何があったか
いちいち覚えてやしない
俺が俺らしい
意味が分からない
受けた痛みは鮮明に
返した痛みは千倍で
悲惨な人生?
さほどでもないよ
ぬるい湯に浸かって生きてきた
俺は幸せ
それで悪いかって
他人の過去に興味なんざねぇよ
俺より悲惨な人だっている?
どうだっていいね
俺自身そんなこと分かってる
どうだっていいね
俺が辛いと思ってることなんて
周りにとっちゃどうでもいいんだろ?
だったら俺だってお前の事なんて知らない
人の痛みなんざ分かる訳ないだろ
俺の痛みだって知らないってのに
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構ってやれないし
時間は合わないし
擦れ違ってばかり
もう終わりかな
なんて
冷たくなった胸の内で
小さく思ったりしてる
孤独な夜を
お前からの返事がくるまで
待ってみようか
眠ってしまえば
少なくとも
朝まで忘れていられるのに
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“どうせ私なんか”
吐き捨てられる言葉を聞くたび
傷ついてるのは他人なんだよ
自己嫌悪に陥ってる君
皆君のこと好いてるのに
君は「君」を嫌うから
「君」のこと好きな俺達は
いつも否定されてる気がするんだ
お願い
嫌わないで
自分自身も
そして俺達のことも
間接的にでも嫌われたら
俺達は君と
どう接していけばいいのか
分からなくなってしまうよ
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無理なく笑う事が出来るなら
傷つけ 傷つけられる事もないのかな
なら 傷つけたくない
傷つきたくない
これ以上 汚れたくない
笑いたいんだ
笑えないんだ
ねぇ 教えて