いつだって遠回りで結果が見えてから過程を後悔するばかり「次こそは」なんて到底叶いようもない無謀な願いで結局最短距離の道など見えないままにどこへ行きたいのだろう行き先は見えずどこへ行き着くのだろう遠回りの末に限りある時間は過ぎていく広大な空の下今日も無駄に時間を食い潰す俺はただの寄生虫だ
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