詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
この羽根は飾りさ
もっと俺を崇めろ
クロスを握って
床にキスを…跪け!
お前等脳無しは
支えが無いと
生きてはいけないもんな?
弱者を蹴落として
俺に頼るな
そうやって
都合のいい時にだけ
信仰者を気取るといい
俺もお前等のお遊戯には
飽々でね
神なんかいない
その通りさ!
そろそろ
最高のデーモンでも
気取ろうか?
お前等皆殺しだ
FUCK OFF!!
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
感覚を塞がれて
波の中に沈んでいく
果てしなく 深い青と
果てしない 気泡に
産まれた意味を
たぐりよせて
深海色と 原色の愛へ
手を伸ばせば
ただ 絶望だけが
そこにあって
僕は
深い青と
無数の気泡に
心 奪われて
どこまでも どこまでも
深く 沈む
もう 帰らない
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
祭壇に血を
燭台に炎を宿して
黒のフードに身を隠し
赤い ワインに白薔薇を
13の生贄と十字の棺
血まみれのバイブルを片手に
It's getting dark out side
始めようか
It's getting dark out side
命乞いをしろ
It's getting dark out side
震えた顔で
It's getting dark out side
泣き叫べ!
恐怖と 痛みと 快感を
忘れられない 血の味を
刻み込め
真紅の髑髏に響く悲鳴
…始めようか‥
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
愛する事を やめた私は
海に浮かんで ひとり
さしのべられた手を
振り払っては
孤独に守られ
傷つく事を恐れていた
やがて 腐敗していく体を
眺めては
軽く笑った 愚かな自分を
月の周期が巡り
沖の先で船にあった
だから もう これを
最後の恋にしよう?
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
灰色の階段を上がったら
透き通る空を見上げて
喧騒の下界へDIVEしよう
くたびれた肉体は
魂の容器に過ぎない
思い枷は棄てていこう
堕ちた瞬間羽根ははえて
天は僕を導いて行く
死という名の永遠の自由
呪縛の首輪はほどかれて
光はベールで僕を包む
時は 流れて
容器は腐食を始めるが
僕は新しい容器に入れられて
再び首輪を つけられて
羽根を奪われる
だけど また僕は
あの灰色の階段を上がるだろう
それは
終らない 輪廻
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汚くてもいい
血まみれでもいい
その手を伸ばして
私を抱き締めてよ
喉が酷く乾いて
貴方を求める
行き場の無い思いは
甘い蜜へと変わる
愛は要らないから
抱いて 離さないで
貴方の全てを
私に注いで
快楽を求めて
辿りついたのは
永遠の飢えと
孤独だった
それでも
貴方の汗と吐息
甘い声であえぐの
愛は要らないから
死ぬまで 抱いて
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
この街は 煩い
他人は汚らわしい
触るな
踏み入るな
これが見えるか?
最終兵器だ
リセットしよう
独りがいいんだ
リセットしよう
灰色の大地と
山の様な屍
この世に要らないやつは
死んじまえ
そうしたら
誰も残らない
誰も
俺も
要らないから。
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
闇を さ迷い続けた
光の ドアが見付からず
足は棒の様に
心さえも擦りきれて
いつの間にか
君の顔さえも思い出せない
それでも まだ
あの歌を捧ぐ
光は見えなくとも
この声は枯れない
いつか 枯れてしまっても
其処に光がある
だから今日も歌い続ける
誰にも届かなくとも
この声は枯れない
たとえ 届かなくとも
手を伸ばした先に
光がある
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
螺旋を永久に廻り続ける
果てない空想と少しのリアル
今でも貴方を探し続ける
頬を切る風は僕を襲う
光に操られ星は煌めく
遠く流れた星が
無情にも 消えた
君は何処にいるのか
僕は其処にいけるのか
月が狂い初めている
戻るなら今か?
君は何処にいるのか
思いは消える事は無いのか
愛の味が忘れられない
もう引き返せは しない
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
今はもうセピアの世界に
赤い薔薇だけが映える
止まったままの残像を
ナイフで傷付けても
血は流れはしない
時よ止まれ
貴方を奪わないで
時よ止まれ
傷は塞がらなくとも
何も出来ずにたちすくむ俺を
孤独と静寂が襲う
充電の切れた世界を
ナイフで傷付けても
何も変わりはしない
時よ止まれ
原色よ再び
時よ止まれ
哀しみよ消えろ
時よ止まれ