詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
「今日も下らない一日だった」
なんて愚かなんだ?
確かに この世は狂ってるさ
だったらお前も狂えばいい
自分だけ平常心を気取るなんて
莫迦げてるだろ?
その錆びたナイフで胸を刺して
「あいつが憎い」
他人を恨むのは簡単
けど 鏡を覗いてみて
そこに一番この世で憎いヤツが映ってる
人を恨む事しかできない意気地無し
その錆びたナイフで胸を刺して!!
壊してしまえばいい
狂ってしまえばいい
僕がそうしたように
ほら、
世界はこんなに広く、
お前よりも美しく、正しい
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
ばらばらに壊してあげよう
その血を僕に分けて 体を重ねて
愛とかは要らない
今更何の役にもたたない
ばらばらに狂わせてあげよう
その血を僕に見せて 唇を重ねて
言葉も要らない
考えることは要らないから
いますぐ 飛んで
僕と 一緒に
運命という 地獄にぶつかろう
いますぐ 飛んで
きっと 痛くない
堕ちるまでにはきっと…
いますぐ 飛んで
名前も 知らない 君だけど
最期まで一人は哀しいから
いますぐ 飛んで
最期の 願い
僕と一緒に堕ちてくれる君に
願わくば、純白の羽根が生えんことを…
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
羽根は失くした
翔ぶのはこの足
籠の中に閉じ込め
名前という鎖で繋ぎ満足か?
それで全てを
支配したつもりなのか?
気が済んだのなら
消えてくれ
自分の理想論を押し付け
それで満足か?
確かにお前の言う事は
正しいのかもしれない
だが、それは俺の答では無い
気が済んだのなら
死んでくれ
俺の自由を奪い何がしたい?
俺の羽根を奪い何がしたい?
俺はお前という鳥籠を
否定するつもりは無い
…ただもう一度翔びたいだけ
羽根は失くした
翔ぶのはこの足
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
この目は光を感じなくても良かった
この手で貴方に触れられるのなら
この声は要らなかった
貴方の歌声をまた聞けるなら
本当に欲しい物は存在せず
無駄な物ばかり溢れて
心は荒み
僕は君を失くした
詩人:鴉夜 | [投票][編集] |
腐った世界で踊る人形
モノクロの空朽ちる人形
灰色の世界で君を見つけた
死んだ世界で歌う人形
僕の心を満たして
消えてしまったね
灰になり消えた人形
この世界で唯一、
僕が愛した人形