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鴉夜の部屋


[39] lueur
詩人:鴉夜 [投票][編集]

闇を さ迷い続けた
光の ドアが見付からず
足は棒の様に
心さえも擦りきれて

いつの間にか
君の顔さえも思い出せない
それでも まだ
あの歌を捧ぐ


光は見えなくとも
この声は枯れない
いつか 枯れてしまっても

其処に光がある


だから今日も歌い続ける


誰にも届かなくとも
この声は枯れない
たとえ 届かなくとも
手を伸ばした先に

光がある

2005/07/20 (Wed)

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