夜空を 飛んで 赤い灯で魂を誘う 迷わず 帰れるよう 消えた 魂も 残された 痛みも 変わる事は無く ただ、この夜の闇に 迷わぬよう僕は連れてくよ 今夜は星の光も無く 切なすぎる満月でも無い 新月の空に浮かぶ あなたの影を見て 彼が手を伸ばす さぁ、その窓から 飛んでごらん 羽根の無い君を 僕が一緒に 連れてくよ
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