君は、大好きな葡萄を食べる時 房をぶら下げるように指で摘んで 下からガブリと噛み付く種と皮は舌に乗っけてペロリと出すとても、可愛いソフトクリームは、大きなピンクの舌を目一杯出してペロペロなめる普通の女なら下品でとても見れたもんじゃないけど君がやると 天真爛漫な天使のように見える この間は、アイスの箱に指を突っ込んでは、舐め、キレイに箱をからっぽにしてた小さい子供みたいにね 僕が君と結婚したのは、実は、これを毎日、見るためなのさ
[前頁] [剛田奇作の部屋] [次頁]