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空の部屋


[5] こたつ
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お互い自分勝手に
同じ空間で時間を過ごす

気付けば澄み切って孤独な空気は
暖かい日差しに包まれていた

眠れないなら眠たくなるまで付き合うよ
言葉にはしないけど

君のその症状がなくなるように
何も出来ないけど
気の利いた言葉もかけられないけど
楽しい会話もできないけど
ただ同じ時間を過ごすことしかできないけど
そばにいるよ

寒くなったらここにおいで
あっためてあげるから
でも忘れないで
君の笑顔が僕の力になってることを

2006/04/03 (Mon)

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