詩人:せーや | [投票][編集] |
君は僕のもってないモノを沢山もっていて
君は僕のコトを誰よりも分かってくれて
そんな君を誰より知っているのも僕で
君の涙を我慢する癖
僕は悲しい時でも涙が出せないのに
出したくても出ないのに
君はそれすら我慢する、贅沢なそんな癖
僕のすぐ煙草に手を伸ばす癖
君は僕との間に白い煙なんて、求めてないのに
それでも僕は心の寂しさを煙でごまかす、鈍感なそんな癖
君に足りないモノは
僕がおぎなうから
僕に欠けているモノを
君が埋めてほしい
そしていつか2人で遠くに行こう
知らない土地にいこう
君の動かない足の代わりに
僕が歩いていこう
僕の開かない口の代わりに
君がおしゃべりしよう
君の見えない目の代わりに
僕が景色を見よう
僕の何も感じない心の代わりに
君がたくさんの涙を流そう
いつか2人が1つになれるように
お互いに足りないモノを持ち、うらやましがる2人が
いつか1つになれるように
僕は涙は出ないケド
もう大丈夫
君が代わりに涙を流してくれるはずだから
詩人:せーや | [投票][編集] |
大きな桜の下に
君を連れてきた
とても とてもいい天気だった
花びらを持っていき、匂いを嗅いでいる君は
とても きれいで
帰ろうか、と聞くと
もう少しだけ見ていたい、て君は言った
二人とも しばらく口を閉じていた
ふと君を見ると
君は泣いていて
理由を聞くと
うれしいから、と言った
そして昔、家族で花見に来た話をした
一年前、僕とここに来た時の話をした
僕は目をつむって、君の手を握った
そして二人で上を見ていた
とてもきれいなピンクの光だった
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誰だって 一つや二つ
ヒカルものを持ってる
きっと持ってる
でも誰もがキラキラ光り輝いている訳じゃない
見えないくらい遠くで光ってるやつ
誰かのうしろで光ってるやつ
色んなものをその身に浴びて、まとって
消えそうになりながら光ってるやつ
でも確かなキミもヒカリを持ってる
絶対、持ってる
詩人:せーや | [投票][編集] |
君のどんなに優しい言葉でも
君のどんなに優しい行いも
僕は忘れてしまう
バカだから
君が抱き締めてくれたカラダ
君が撫でてくれた髪
君が拭ってくれた涙
全てを忘れてしまう
俺がバカだから
君はいつでも優くて
君はいつでも電話に出てくれて
君はいつでも味方でいてくれて
それでも僕はバカだから
今から会おうと言っても
君は会ってくれるんだろうね
嫌な顔ひとつせず
あくびも我慢して
僕の左手を握り締めてくれるんだろうね
会いてぇな
俺はバカだから 君を傷付けてしまうと分かっていても
想ってしまう
ほんとバカでごめんな
俺があとほんの少しでも 優しい男で
俺があとほんの少しでも 君の事を考えれて
あと ほんの少しだけ、おりこうさんだったら
君を悲しませずにすむのに
君の涙を止められるのに
君の小さなカラダを
誰よりも強く抱いてやれるのに
バカでごめんな
詩人:せーや | [投票][編集] |
こんなに雨が降る日でも
雲の上には 青の空
そんな当たり前のコトも
僕は忘れていた
雨という モノに
雲というカタチにさえぎられて
その上に 青の空があることも忘れていた
見えるものだけが 全てだと思って
大事なものを 忘れていた
詩人:せーや | [投票][編集] |
まっすぐに背すじを伸ばし
周りの者と手を取り合いながら
あの光りを目指すキミ
時に誰かの影で しおれようとも
キミの茎は一直線に光の方へ…
色や匂い、見た目なんて気にしないで
キミが思うがままに強く、気高く
力強く 咲き誇れ
詩人:せーや | [投票][編集] |
俺は、お前と生きてきたから
俺は、お前の事を信じているから
お前が正しいと思う事は
きっと正しいと信じている
お前の事を間違ってるなんて言う奴は
きっと向こうが間違ってるに決まってる
でもお前が本当に正しいかは俺にはわからない
時にはお前に間違いを気付かせてやる事が
俺の本当にしなければならない事かも知れない
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君が辛いとき
代わりに泣いてはやれないけど
君の涙を止めることは
きっと、僕には出来ないけど
せめて一緒にいよう
せめて一緒泣いてあげよう
それが僕に出来る全てならば
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あなたを支える人々を
あなたが見てきた景色を
あなたが立つその場所を
あなたが聴くその唄を
あなたが愛するその人を
あなたと共に生きてきた 体を 心を
信じ 愛し 受け入れる
すべてを含めたあなたがあなただから…