詩人:レインボー猫 | [投票][編集] |
バレンタインに彼氏にカレールーを箱ごと渡し
その隣りの友達に手作りチョコを贈ってみた
新しい世界は見えるかな
私は少し変われるかな
ホワイトデーに無表情の貴方はクリームシチューを私になげつけ
その友達は私に包装紙とからの箱を返却した
"おいしかったよ"
腑におちなかった
詩人:レインボー猫 | [投票][編集] |
世にはべる常識観を嘲笑して
自分の好きなデザインと
自分の好きな空気に囲まれてすごす
必死に世界との絆にすがって気を使いながら生きてる人間を
嘲けりながらすごす
好きな人間しかそばに置かず
好きな雰囲気だけを大切にして
青空の変化に自分をゆらされ微笑んで
石の形から自分を見つけては笑い声をあげる
自由に酔いしれて
自分の周りから他人がどんどん減っていくのをみて哀愁を感じる
そして環境に酔いしれては
どんどん寂れた自然へと足をすすめる
幸福感で胸をみたしながら
儚く笑って世間から背を向ける
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馬鹿者食うなと何度言ったら分かる!
腹が減っても我慢しろ
痛い!
俺の腕を噛みきるんじゃねえよ
水なら三日前にふった雨で十分じゃないのか
この手紙のたばは本当に大事なんだ
お前がさっき喰った青のピンクのあれだけで
俺は実に二年の時間を無駄にしたことになるんだよ
ああそれにしても暗いなここは
暗すぎて道がぜんぜん見えやしねえよ
ああだから食わないでくれ!
お願いだ!
俺が泣いてお願いしてるのが見えないのか?
そうだ、そうしろ落ち着いてくれ
それをぐちょぐちょの地面に落とすのももうなしだよ
むしろ返してくれ お願いだよ もうお前の助けなんかいらないんだよぅ
それさえ無事ならいいんだよぅ
*****
分かるか?
僕は天使なんだよ
この意味がわかるか?
なんで狂った男の真後ろで、僕が薄汚い場所を歩かなきゃいけないんだ?と大いに身の上を皮肉ったわけだが分かってくれるか?
そんなちょっとの哀れみと同情じゃ足りないよ!
もっとだ!
もっと僕を愛してくれ!
お腹がすいてたまんないよ
くそまずい手紙をやつに気づかれぬようやけ食いしてもな
あいつの足の肉を食い尽くしても足りないよ!
つまりはあれなんだ
神は僕を嫌っていた
ああそうともつぶれたウジ虫をみるように毛嫌いしてたのさ!
そして彼の方は僕に…
やめよう。
悲しくなるだけだよ
まだこれ以上僕の心に悲しさを味あう余地があればね!
憎々しいのはこの手紙なんだ
こいつえなくなれば…
一通でも届けば奴は消えるのだよ
同じところをぐるぐる回る必要もなくなるんだよ
そうなんだよ
僕は悲しい
悲しいよ
こんな奴を救うだなんてできるものか!
なぁあんた変わってくれないか?
宛名のない虚無の手紙を食べれればそれでOKさ
女の子で
そこそこかわいくて
地味な子じゃなければ
同伴してくれるだけでもいい
むしろ同伴してくれる子がほしいな
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その日私は貴方を好きだと思った
それまでは、ただ漠然と好きだった
町で並んで歩いたりひっついていて満たされてはいたが
貴方の外見やしぐさに好きだと感じてはいたが
ただうれしくて
貴方のいないときでも心をうきうきさせていて
こんな切ない気持ちは持ち合わせてはいなかった
何気ない一言だったが
それに私は思わず捕らわれ
貴方を本当に好きになってしまったのだ
゛好き゛や゛愛してる゛はもはや使いすぎてしまっていて
私は心を伝える言葉を探せずにほとほと困った
貴方は変わらず私に接し、貴方の家では゛好き゛や゛愛してる゛を囁いてくれる
しかしもう私は同じ言葉を返す気にはなれなくて
自分の気持ちとは違う貴方の言葉をあびるたび、
一方通行な想いを感じ胸をぎゅっとしめつけられた
第三者から見たら大仰すぎるノロケかと吐き捨てられるような悩みだが
そんな悩みに私は食欲も出なくなるほど弱らされている
笑ってしまうがそれは触れられるだけで切なくなる恋となっていた
重い
重すぎて
゛大丈夫?゛
夜の公園
貴方は私を気遣ってくれる
゛何か悩みがあるなら…゛
お前のことで悩んでるんだ。
睨みつけてののしりたい気分になる私
好きな人にそうして気にかけてもらって
甘い言葉を十分もらって
一体何が不満なのか分からない
言葉でも体でもなく一体自分が何を相手に欲しているのか全く分からない
分からないまま書店の前を通り過ぎたとき、ポスターを目にしてああ、と思った
゛貴方は私のために死ねますか?゛
思わぬ解決法だ!
さっそく彼にナイフをつきつけ試してみよう
…なんてできるわけなく、言えるわけもなく、
見つけた一つの解決法を、頭のわきに押しやりまた悩む日々である