詩人:蛍 | [投票][編集] |
人間ほど恐ろしい生き物はいない。
瞳で人は殺せてしまうし
口で人をズタズタにしてしまう。
けれど、
人間ほど素晴らしい生き物はいない。
手と手を結びあってぬくもり感じられるし
心と心で通じ合い、愛、確かめあえる。
人間として生まれ、その心を手に入れたのだから
暖かく自分を育てましょう。
暖かく人を育てましょう。
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時計の針にまかせてみませんか?
時は休むことを許してくれないけれど
いつか忘れさせてくれる。
ゆっくり ゆっくり
考えすぎずに
ただ 針の音に身を委ねて。
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待っていてね。
その場所で。
走ってゆくから
息が切れたって決して足を止めないから。
行き先の書かれていない地図なんていらない。
バカンスを楽しめる場所なんて探していない。
癒しを求め彷徨っているんじゃない。
どんなに暗い場所(ところ)でも
どんなに寒い場所でも
君がいる場所が
僕の目指している最後(ゴール)だから。
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こわいのならやめておきなさい。
無理に現実を見ようとしなくていい。
そんなものに触れたっていい事なんてありゃしない。
おやめなさい。
目をつむってただ静かに現実を受けとめなさい。
それしかない。
泣きわめいたって
無理矢理笑顔つくったって
優しさなんて生まれてこないから。
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いつか貴方と約束した。
「永遠」を信じようと。
自然と手と手を重ね
引き寄せられるように海へと歩き
小さな貝殻広い
青い空の下、キスをしたね。
遠い距離が邪魔をして
砂のごとく散ったあの恋。
今でも思い出すよ。思い出しちゃいけない事なんてわかってる。
貴方との約束、忘れる事なんかできなくて。
今も貴方の面影思い出し
貴方のぬくもり求め
この地を彷徨っている。
また出逢うことができたのなら
二人で約束果たそうね。
二人の「永遠」を…。
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信じないと決めた日から
涙と私は出逢う事がなく
別に今までと同じように過ごしてきました。
あんなにも泣き虫だった。
あんなにも弱かった。
でも、君を信じてた。
心の底から信じてた。
泣かなくなった私は一人で強くなったと思い込み。
信じないと決めた日から
涙は私から現われる事なく
今までと同じ平凡のなかを生きています。
君を信じないと決めた日から
心も体も氷のように冷たく
涙と出逢わず、笑顔も生まれず、
つまらない人間になってしまいました。
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笑ってよ。
嘘でもいいから笑ってよ。
君の笑顔が見れないんだったら
今僕がこうして生きてる意味がない。
大好きな人の事想って笑ってもいい。
苦しいだなんて言わないよ。
だからもう
演じないでおくれ。
淋しいだなんて言わないよ。
辛いだなんて言わないよ。
君のすべてを受け入れる。
僕じゃなきゃダメって存在になりたい。
僕じゃなきゃ意味がないって言われたい。
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一歩ずつ、一歩ずつ
君に近づいて
やっとここまでやってきた。
私の足は思ったより強くて
転んでは擦り傷だらけの足
それでも不思議と前へ進んだ。
自分のペースが乱れぬよう
光を見失わぬよう。
引き返そうと後ろ振り返っても
残酷なことに道は残っておらず
君の背中がただ小さくなるだけで。
持ってゆきたいものは沢山あったけど
いつか君と手を繋ぎたいから
何も持ってこなかったよ。
いつか君の隣を歩きたいから
怖いけど一人で来たよ。
もう信じるしかない。
もう希望を抱くしかない。
それでよかったんだ。
これがよかったんだ。
君が私の夢。
だから私は夢をあきらめず
夢に向かって突き進む。