詩人:蛍 | [投票][編集] |
同じ過ちを何度繰り返したら
僕は本当の愛に出逢うのだろう。
いくつもの笑顔に励まされ
いくつもの涙に心痛み
君に出逢うまでずっと閉じてた心の扉
扉が開いた時
そこには本当の愛があった。
君じゃなきゃ駄目だった。
君じゃないと駄目なんだ。
君には僕が必要じゃなくとも
僕には君が必要なんだ。
もう同じ過ちを二度とおこさなさい。
もう二度と君を離さない。
もう二度と愛を離さない。
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臆病な僕は
とっても小さな僕は
君に愛求める。
でも僕は人間だから
君の言葉も聞けちゃうし
君の態度も見えちゃう。
ちょっと嫌な事あるたびに
すぐ信じること嫌になっちゃう。
犬になりたい。
飼い主を心の底から信じきる犬になりたい。
そして君から
思いっきり可愛がられたい。
人を信じる事しかできない
そんな純粋な犬に
僕はなりたい。
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空ってね、なにも励ましの言葉なんて書かないし
答えもなにも書かれていない。
けど僕らを励ましてくれる。
大きく包み込んでくれる。
優しく見つめてくれる。
僕はそんな空が大好き。
嬉しい事があって、空見上げると
優しく「よかったね」と言ってくれる。
悲しい事があって、空見上げると
暖かく「大丈夫だよ」と言ってくれる。
「神様はいつもお空からみんなを見てる」
小さい頃、そう耳にした。
空を見上げるたびにその言葉を信じる。
僕はそんな空が大好き。
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なにヘコたれてんだよ。
なにションボリしてんだよ。
そんだけの奴か?
顔をあげんだよ。
太陽の光にやられてんじゃねぇよ。
立ち上がんだよ。
水溜まりにひっかかってんなよ。
まだいけんだろ?
アンタの瞳(め)まだ死んじゃいねぇ。
アンタなら進める。
アンタなら行ける。
アンタはそういう奴だ
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難しいよ。
わからないよ。
私まだ、おこちゃまだから
真剣になって説明してくれなくていい。
わかりたくないの。
わかったとこで私が喜ぶ事じゃない。
本当は自分のなかでわかっているのかも。
貴方が本当に欲しいのは
私じゃない。
わかりたくないの。
未来の事なんて。
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どうしてこうも嘘は簡単に
溢れてくるのだろう。
愛しているだの、
信じているだの…
耳をこの手で剥ぎ取ってしまいたい。
どうしてこうも嘘は簡単に
溢れてくるのだろう。
嘘なんてつかないよ、
信じてよ…
口をこの手で剥ぎ取ってしまいたい。
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悲しいと涙を流し
涙が乾いたら
新しい自分に生まれ変わってて
今までこうしてなんとかやってきた。
無駄に涙を使ってきたから
本当に泣きたい夜、
不思議と涙がでてこない。
本当に泣きたい夜、
涙が私を許してくれない。
新しい私は簡単に生まれてきてくれない。
それでもなんとかしてやっていかなきゃ。
自分の力でなんとかやっていかなきゃ。
だって生まれてきたんだもの。
生きていかなくちゃ。
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走り去ってゆく後ろ姿
「追いかけてきて」と言ってくれても
この足が許してくれない。
瞼を閉じて、ゆっくり耳を澄ます
聞こえてくるのは絶望という悲しき泣き声。
その涙を拭ってやれるのは
その震えた肩を抱いてやれるのは…。
君が崩れ落ちる前に
君が粉々になってしまうまえに
けれど僕の腕はどんどん腐ってゆく。
君にとって必要なのは僕の腕じゃない。
君にとって必要なのは僕という存在じゃない。
逃げ去ってゆく後ろ姿
「助けて」と言ってくれても
この手が許してくれない。
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どうか消えて下さい。
貴方がいるとこの恋、どうもうまく進まないのです。
どうか消えて下さい。
貴方がいるとこの心、とても醜い色に染まってしまうのです。
消えてよ
消えて。
邪魔なの。
うまくいかないの。
消えてよ
消えて。
どうか消して下さい。
この醜い心の持ち主。
神様
貴方に人を消し去る力がおありならば
どうか、この私を誰よりも先にお消し下さい。
消えてよ
消えて。
この私。