詩人:蛍 | [投票][編集] |
前に進むしかしない。
前を見るしかない。
後ろに隠れている
いや、
隠している道。
壊してからじゃないと。
上へと続く長い長い階段。
一歩登るたびに一つずつ壊れ崩れ落ちてゆく。
辛いよ。
もう 後戻りはできない。
上 見上げるたび苦しさがこみあげてくるよ。
でも、ここまで登って進んでこれたのだから
最後まで行こうよ。
歩くために、進むために
僕らには足がある。
無駄にしちゃいけない。
最後まで使おうよ。
自分の足なんだから。
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本物、偽物、
見極める人は誰?
そんなの誰でもない。
嘘をついた、ついていない、
決めつけるのは誰?
そんなの誰でもない。
答えはどこにある?
どこに行けば見つかる?
そんなのどこにもない。
すべて自分。
すべて自分。
すべて自分のなか。
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退屈だった毎日。
一日一日をがらりと変えてくれた人。
どーってことないいつもの食事。
テレビつけなくても笑いが生まれた。
淋しくて夜明けが来るの遅かった夜。
隣で感じられる暖かい温もり。
一言じゃ伝えられない感謝の気持ち
たとえ思い出話になろうとも
どんなに季節が駆け巡ろうとも
決して忘れはしないだろう。
貴方が隣を歩かなくなっても
私の愛した人には変わりない。
貴方が私を輝かせてくれた人。
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「もうみんな信じられない。」
もうみんな信じられない?
そりゃそうでしょう。
貴方、自分自身を信じていないもの。
そんな曖昧な気持ちで愛求めちゃいけない。
本当の愛を知るのはとっても勇気がいること。
まずはじめに、自分を信じなきゃ。
自分を愛さなきゃ。
愛のなかに存在する全てのもの、
決して綺麗なものだけではない。
自分を信じて。
本当の愛を知ったなら
その愛、優しく育ててあげて。
大きい、大きい愛になったなら
傷つけないように大切に守ってね。
人を心から信じること
こわいだけって思わないでね。
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眠たい目こすって
朝日の光いっぱい浴びて
冷たい水で顔洗い
今日の私はどう輝こう。
平凡のなかにひっそり隠れている小さな幸せ
手のなかに沢山集めて
大事にしまっておきましょ。
夜になって
孤独という悪魔が襲ってきたならば
暖かいお布団のなかもぐって泣いてしまいましょ。
お布団のなかで涙達はキラキラと輝いて
やがて、未来の幸せ創りだすでしょう。
そして、生きる喜びあの子に教えましょう。
天使が笑顔を運んでくるでしょう。
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もう一度ちゃんと瞳(め)を見てよ。
まえみたいにちゃんと見て。
そして、
もう一度ちゃんと前見てよ。
瞳(め)をそむけては駄目。
強くなりたいのなら
自分の手で作り上げた逃げ道
自分の手で壊さなきゃ。
崖っぷちに立ってしまったのなら
自分の手で進む道作らなきゃ。
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喉の奥で何か詰まってる。
喉の奥で何か騒いでいる。
全て吐き出せたとき、
貴方はきっと
過去の人。
何で紛らわそう…
何で落ち着かせよう…
私のなかにある汚(けが)れている全てのもの
悲しいほど汚い言葉
全て吐き出せたとき、
貴方はきっと
想い出のなか。
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少し羽根を休めているだけよ。
たまにはため息ついて一人で泣いたっていいでしょ。
気にくわない羽根を動かすのはとても疲れるの。
冷静になって考えようと思えば思うほど
自分で羽根をちぎっているの。
次から次へとくる壁を軽く飛び越えたいのだけど
私のこの羽根、ちっとも使いものにならない。
吐き気と孤独感に押し潰されて
瞳孔がぱっちり開いちゃって
涙なのか冷や汗なのかわからぬ液体ながれてきて。
でも、そのたびになぜか私の羽根は大きくなっていく。
逃げない。
逃げたりなんかしない。
さぁ、大きく広げましょう。
私の羽根よ、貴方の羽根よ
今、大きく華やかに宙へ舞う。
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底なし沼
一度足を踏み込んでしまったら
あとはずるずると底なし沼に吸い込まれてゆくだけ。
貴方の愛は底なし沼
足を踏み込んでしまった私は
あとはずるずると貴方の愛に溺れてゆくだけ。
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結局 安らげる時って
独りの時間。
私って淋しい人間。
結局 癒される時って
独りの時間。
私って悲しい人間。
自分から追いかけるの怖いから
追いかけてきてくれる人待っている。
いい加減に愛与えて
いい加減に愛与えられたら突き放して。
私って冷めた人間。
誰か助けて。
私って都合のいい人間。