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蛍の部屋


[46] 「足」
詩人: [投票][編集]

前に進むしかしない。

前を見るしかない。

後ろに隠れている

いや、

隠している道。

壊してからじゃないと。

上へと続く長い長い階段。

一歩登るたびに一つずつ壊れ崩れ落ちてゆく。

辛いよ。

もう 後戻りはできない。

上 見上げるたび苦しさがこみあげてくるよ。

でも、ここまで登って進んでこれたのだから

最後まで行こうよ。

歩くために、進むために

僕らには足がある。

無駄にしちゃいけない。

最後まで使おうよ。

自分の足なんだから。

2005/06/07 (Tue)

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