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蛍の部屋


[55] 「心」
詩人: [投票][編集]

気付いてもらいたくて
何度も声をだした
気付いてもらいたくて
何度も立ち上がろうとした
全てが醜くて
全てがこわくて
壊れそうな身体はみるみるうちに
崩れていった。

優しさという逃げ場に安心し
卑怯な真似までした
本当の自分の心ぶつけてみたかった
本当の私を見てほしかった

嘘の言葉で私を泣かせて
嘘の瞳で私をみて
真実など今の私にはもったいない

お願い


憂欝な日々が
過ぎていくなかで
呼吸をやめない私
本当の瞳で見てみたかった本当の私を見てほしかった

真実の美しさを
私に教えて
真実という光を
私に見させて

嘘の言葉で私を泣かせて
嘘の瞳で私をみて
真実など今の私にはもったいない


お願い

2005/06/14 (Tue)

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