待っていてね。その場所で。走ってゆくから息が切れたって決して足を止めないから。行き先の書かれていない地図なんていらない。バカンスを楽しめる場所なんて探していない。癒しを求め彷徨っているんじゃない。どんなに暗い場所(ところ)でもどんなに寒い場所でも君がいる場所が僕の目指している最後(ゴール)だから。
[前頁] [蛍の部屋] [次頁]