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たかし ふゆの部屋


[1] 何かに包まれる
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

優しさなのだろうか
つんとした香りの、視線
泣きすがる母
謝る父

誇らしさではない
優しい香りの花々、しかし誰も愛でようとはしない
誰も、その花の名前など知らない

何故、夜が明けるのか
何故、、朝という希望が来るのか
静寂に包まれてなお、答えは定まらない
静寂に包まれてなお、得ることも出来ない
真夜中の国道
テールランプの波
水のような不確かな世界の中で
繋がり、包まれているという
たしかな優しさ

2015/01/31 (Sat)

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