詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
終わらせる理由が
見当たんないから
あきらめる理由に
まだ足んないから
もうすこし夢の
つづきをしようか
みっともなくここで
足掻きたおそうか?
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脳裏をよぎる痛すぎなワード
それは予兆もなくあなたが
去った日のこと
つぼみが欲しいよ
アルコールで流す憂鬱
だって、いっこうに
開花しない人生
こころは子供のまま
身体だけ大人になって
我を忘れて恋にのめった
全部捨てようとさえ
思った瞬間も
確かにあったのに
ある日、こころが大人に
追いついてしまった
こんなところで我に返った
ふたりは夢から醒めた?
それとも、眠りから覚めた?
アラームが現実を突きつけただけ?
それは前兆もなく痛みに
襲われた日のこと
裏切りを許せないよ
すべてがやるせないよ
思い立ったら
何もかもが厭になって
いまの自分の殻から
飛び出したくて
各駅停車の旅に出た
性格の不一致とか
価値観の相違だとか
よく聞くけれど
そんな一言じゃ
収まりきらないね
逆流する想いは
なぜか後悔ばかり
言葉にできずに
思い出にも変えられずに
またくるしい瞬間に
埋もれながら
このまま眠って
あてもなく揺られて
流れながれて
知らない街に行くよ
やさしい音楽に
包まれながら
あなたの足跡のない
街へ行くよ
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幸福を抱いたのはつかの間
あっという間にこころ浚われて
手に入れた瞬間から
失うことばかり考えて
不安がいつも占拠する
あれだけ充電したはずの愛
日常の中ですり減って
好きというただそれだけの
シンプルな出発点も
見失い、それとなく。
いつしかありきたりな結末へ...
本当はどうしたい?
君と愛しあいたい!
ただそれだけの
シンプルな終着点が
なぜだか、とてもむずかしく
あのときすべては
叶ったはずなのに。
いまはこんなに、傷ついてる...
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「こんなんでいいの!?」
自分にたずねてみた。
だっていまは今しかないのに
「本当にこれでいいの?」
「納得できる?」
(・・・納得できるわけないだろッ!!!)
私の中の人が答えた
・・・めっちゃ怒ってた。
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すべての人間がランナーで
すべての人間がアンカーで
すべての人間はトップバッターだ!
個人走、だけどチーム戦
ライバルだけど
ほら。みんな戦友
生ある者に死は、訪れる
来たる明日のため
太陽が沈んで
静かに昨日が去るように・・・
でも。こわがらなくても
だいじょうぶ
1000年後は
ここにいるみんなが
同じ場所に居る
そして、死を知った者にまた
新たな生が巡るのだろうね
この世界で羽ばたく
無数の愛が
きみにも見えるかい?
終わらないレース
引き継がれていく
遺伝子が覚えてる
本能で忘れない
色濃く刻まれた
この凄まじいほどのラブレター
いっしょに紐解いてよ
そして僕らはまた
新しい手紙を
1000年後の僕らへ綴るのさ
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「かわいいね」って言われたら
キュンとするけれど
「そのままでいいよ」は、もっと嬉しい。
みんなとおなじ
メイクやファッション
褒められるより
コンプレックス認めてくれたら・・・
存在を許されたようで。
なんか、ホッとする
たぶんね
あなたの言葉は
一服の清涼剤☆
わたしを癒すシュガー・ハイ
ピンチのときは
ゼッタイ、そこにいて
悪い思考から
目覚めさせてくれるよね
強引なかんじも、たまにスキ。
今日も明日も
脳内まるごと
あなたがわたしを占拠する
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期待外れな夢
しとしと、降る雨
うまい形容詞が
見つからなくって
半月前の自分に
タイムスリップした
まだボタン
押す手が震えてる
窓の外では
初夏の景色が
外連味なく
広がってるけど。
あの日の熱で
壊したはずの
マグカップ
いつのまに
直してくれたの
君の背中
ずっと追いかけて
泣きそうになって
転びそうになって
君の背中
いつも、眩しすぎて
死にそうになって
生き損なうわ
地団駄踏んだって
明日は来るから...
薄荷色の壁紙
選んだのは
君だったよね
何だか満月を見たい
そんな夜なのに。
雲は、意地悪
すべてが憂鬱で
掌を握り返せば
君の体温の
有難さが解る
この宇宙の
どこかに君がいる
この地球の
どこかに君がいる
同じ道を歩いた
あの日の展望
忘れたり、しないよ
君の背中
ずっと追いかけて
泣きそうになって
転びそうになって
君の背中
いつも、眩しすぎて
死にそうになって
生き損なうわ
君の背中
ずっと追いかけて
泣きそうになって
はぐれそうになって
君の横顔
もっと、見ていたかった
見失ったあとで
今日
心はもう眠れそうにない
忘れるなんて
できっこない
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見失ったという表現は正しくないよ
だって、自分で選んだんだから
あのとき望んで現実を捨てたんだから
わざとはぐれたんでしょ?...わかってるんだよ?
それなのにいまは、まるで被害者気取り
迷子のように涙こらえた仕草
だれかに同情してほしがってる
構ってほしいと...思ってる
どうしてそう、いっつも自信がないの?
どうしたらこれでいいって自分をゆるせるの?
こんな風にしか保てない
気絶するくらい大嫌い
アイデンティティのためだけの
くだらない見栄とプライド
メッキだからすぐに剥がれ落ちちゃうんだ
所詮はまがいもん、その場しのぎの嘘
本物にはぜったいに勝てないんだ
あなたが見抜いてくれたすべてを
あのとき、無性に否定したくてごめんね
まだ受け容れられるほど大人じゃなくて
でも、子供のままでもいられなかった
いまなら、手のうちぜんぶ明かせる
見失ったという表現は正しくないよ
だって自分で選んだんだから
あのとき望んで現実を捨てたんだから
わざとはぐれたんでしょ?わかってるんだよ
これから見つけにいくんでしょ?
...素直になりなよ
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「惰性で生きてる?」
ふざけんな
「諦めちゃってる?」
ふざけんな
欲しがりだから
足掻いてるんだぜ
こっそりいっぱい
もがいてるんだぜ
メイクしてるけど
肌荒れしてる
隠してるけど
贅肉ついている
みっともない内側
覗きもしないで
悩みがなくて
いいねなんて
決めつけんなよ
知ったかぶんなよ
薬塗るフリして
傷口に塩
揉みこむアイツ
なんで他人を
犠牲にして
不幸にして
比較で自分を
幸せにしようとするんだ?
錯覚してんなよ
背負ったものなんて
みんな絶対
イロイロあるし
どんなにいい顔したって
過去は消せなくて
生きてきた痕跡
そこかしこに刻まれる
否定すんなよ
肯定しなくてもいいけど
決めつけんなよ
他人を決めつけんな
そんでもって
自分を決めつけて
ほしくない
底はもっと深い
天はもっともっと高い
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ありふれた言いかただけど
でもホントのことだから言うけど
あのとき、あなたさえいれば
生きていけるってそう思えたよ
自分のことすら信じられないのに
あなたはなぜだか信じていられた
なんとなく許せずに
居心地の悪さを感じながらも
それでも必死でもがいてた日々に
出会えたことが偶然じゃなくて
シナリオどおりの奇跡に思えて
すべての過去を許せそうな
どんな未来も受けいれられそうな
うまくいえないけど
すごく無敵なきもちになれた
結ばれた日の空はやけに明るくて
不気味なほどにうつくしかったね
どんなに否定しても
あなたは肯定してくれた
はぐれそうになっても
見つけだしてくれた
こんなきもちが永遠につづいて
こんな一瞬がまた更新されて
この日常に終わりはないって
なぜだか、あなたを信じていられた
いまはどうしてかわからなくて
まるで過去のわたしは別人のよう
あのときの感情にはもどれない
あのときの2人はもういない
でも確かなのは、わたしは幸せだったこと
出会えてよかったとホントに思ってること
うそじゃなくて強がりじゃなくて
いまも昔も変わらずに
あなたを大切な人だと思えてること