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現実的SUGILLの部屋


[176] キセキと、ロマンチカ
詩人:現実的SUGILL [投票][編集]

ねぇ、あたしたちもっと
夢中になれるはずじゃない?

力を抜いたら
たのしめると思うの

だって人生は超絶
奥深いらしいから。


ねぇ、あたしたちもっと
解りあえるはずじゃない?

まだ知らない君

そしてあたしにも
まだ見せてない顔があるよ

君はどう思う?


この時代このときに
この名前、この容姿で

こうして産まれてこれた

いま生きている「自分」を
もうちょっとだけ
可愛がって

慈しんでよ


あたしたち
向かい合って
こんなふうにお茶したり

くだらないことで
笑いあったり

ねぇ、おもしろいでしょ

素晴らしいと思わない?


奇跡という言葉を
信じてみてよ

それはすべての命のことよ

胸が震えるの

人生のうちのほんの一瞬

けれど、とても大切で
いとおしい一瞬


無駄なものなんて
なにひとつないって

そう思えた瞬間に

すべてがおなじで
でも今までとはなにかが

ちょっと違って
見えるようになるの


妄想してはうなだれるけど

夢と現実のギャップ
埋めたいわけじゃない

足りない何かを求めて
熱くなれることを探して

もがいてる

日々、戦ってる!


ときどき迷子に
なってみるのもよし

でも、掴んでいてね
その風船の束

君がよそ見して
手放した隙にあたしたち

もう終わってしまうのかも。。。


肩肘張んないで
もっと笑ってね

がんばらないでいい

時には
うつむいてもいいよ


ねぇ、あたしたちもっと
夢中になれるはずじゃない?

ねぇ、あたしたちもっと
解りあえるはずじゃない?


くるくる顔を変えてく
空のように

いま生きている「自分」を
もうちょっとだけ
可愛がって、慈しんでよ


君の記憶から消えたくなくて
記憶の君を
消したくなくて

この言葉を
さいごにしたくない


これが偶然という名の
ありふれた出会いなら

どうして二人は惹かれたの?

奇跡という言葉を
信じてみたい

それは今まさに
あたしたちのことだと
おもうの

2014/11/19 (Wed)

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