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現実的SUGILLの部屋


[2] WARRIORS
詩人:現実的SUGILL [投票][編集]

思わず駆け寄って、抱きしめたあの夜。

二人は、ためらいもなく泣き叫んだよね

疲れ果てて眠りにつく君に
そっと添い寝しながら

その吐息が止まらぬように
これからが素晴らしいものであるように...

新しい朝をひたすらに祈ったよ

けれど現実は、まるで何にも
なかったかのようで。

ただ、ただ進み。ただただ、流れる。

わたしたちは今までの生活を許してしまう

ねえ、君は笑っている?
それとも泣いてる?

怒ってる?憂いてる?

きっと、今日も電車は満員なんだ

憂鬱なことや不安や不満...
そんなものは、いくらだってある

あげだしたらキリがないほどに。

だから、ときどきは
美しいことだけ描いて眠ろうよ

素敵なものを思い浮かべて笑おうよ

悲しくなったら、苦しくなったら
方程式の答えを導き出そう

あの日の二人は臆病者、なんかじゃない

そうなる前に強さを見出した
勇敢な戦士たちだから。

2013/12/07 (Sat)

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