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現実的SUGILLの部屋


[5] はじまる
詩人:現実的SUGILL [投票][得票][編集]


恥じらいを覚えた
あの日から

なぜだか
うまく
喋れなくなったの

あなたは
体温を差しだして

わたしの
心の雪を
あっというまに

溶かしてしまったの

それは自分でも
知らないうちに
盗まれていた

淡いときめき

きっとそれを
人は
恋と呼ぶのね

2013/12/20 (Fri)

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