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現実的SUGILLの部屋


[54] LONESOME
詩人:現実的SUGILL [投票][得票][編集]


人肌恋しくて
もうやってらんない!

こんな孤独な夜

そうだ。
DNAが。

愛を求めてる!

誰かの体温を
盗めと囁く

アスファルトの上
燃えるように
ぎらぎらと溶けて

捕まえようと
手を伸ばした
けれど

音もなく、それは
すり抜けた・・・。

もうやってらんない!
こんな

こんな孤独すぎる夜

きみの。
DNAは。

愛を求めてる??

このハートを盗めと
いざなうような
微笑みで

さりげなく
小指の先を繋いだ

もうどうなったっていい
シーツの波間

かくれんぼしたい

いっそ開き直って
すべて手放せば

失うことに怯える
必要もない

いいや。諦めが悪いから
みっともなく
藻掻いてるだけさ

ぼくの。
DNAは。

愛をしたがってる!

新しい世界を
探しにゆきたい

きみのなかへと
探しにゆきたい

2014/05/03 (Sat)

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