詩人:現実的SUGILL | [投票][得票][編集] |
ありふれた言いかただけど
でもホントのことだから言うけど
あのとき、あなたさえいれば
生きていけるってそう思えたよ
自分のことすら信じられないのに
あなたはなぜだか信じていられた
なんとなく許せずに
居心地の悪さを感じながらも
それでも必死でもがいてた日々に
出会えたことが偶然じゃなくて
シナリオどおりの奇跡に思えて
すべての過去を許せそうな
どんな未来も受けいれられそうな
うまくいえないけど
すごく無敵なきもちになれた
結ばれた日の空はやけに明るくて
不気味なほどにうつくしかったね
どんなに否定しても
あなたは肯定してくれた
はぐれそうになっても
見つけだしてくれた
こんなきもちが永遠につづいて
こんな一瞬がまた更新されて
この日常に終わりはないって
なぜだか、あなたを信じていられた
いまはどうしてかわからなくて
まるで過去のわたしは別人のよう
あのときの感情にはもどれない
あのときの2人はもういない
でも確かなのは、わたしは幸せだったこと
出会えてよかったとホントに思ってること
うそじゃなくて強がりじゃなくて
いまも昔も変わらずに
あなたを大切な人だと思えてること
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