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昔描いたクレヨンの絵 今はもう捨ててしまった
スケッチブックは今 灰になって空を飛んでいるだろう
昔描いたクレヨンの絵 あの時僕は何を描いたっけ?
見るものすべてが大人になって クレヨンの匂いも思い出せない
そうだ 僕は虹色の夢を描いた
いつか大人になる日のことを「早く来い」と願いながら
無理に背伸びをした クレヨンを手に持って
根拠もなくただ信じて
この空に向かい 神様を呼んだ
淡い期待をもって 大人にあこがれて
たどり着いたのは悲しみ
昔描いたクレヨンの夢 いつから捨ててしまったの?
スケッチブックは僕の心の中を 灰になって飛んでいるの?
この空ですら何も教えてくれない
あの時の夢はどこへ行った
あの時の僕はどこへ行った
いまさら取り戻したくて
たどり着いたのは――…
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明日になればきっと貴方は帰ってくる
期待を抱いて夜明けを待って
また眩しい朝が来る
そうやって365日を過ごしてきたこと
貴方は知っているのかしら
「待っていてくれ」って
貴方がそう言ったから私が待ちつづけていること
貴方はわかってるのかしら
約束したのに
忘れたなんて言わないでね
貴方がここに来るまで
私はずっと待ってるから
明日になればきっと貴方は帰ってくる
ねぇ、そうでしょ?
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もういない。
僕のとなりで笑ってた君は
もういない。
話し掛けても
いつものように、微笑んでくれない。
君の手はこんなに冷たくなってしまって
君の頬はこんなに青白くなってしまって
僕は君を護れなかった。
ごめん。
幸せにしてあげられなかった。
ごめん。
天から降る雨は
君の泪。
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苦しいときは会いに来て
苦しみを半分ずつ、ふたりで持とうよ
悲しいときは会いに来て
悲しみをゆっくり、ふたりの涙で溶かそうよ
寂しいときは会いに来て
ふたりで居たら、きっと寂しくない
嬉しいときも会いに来て
ふたりで笑おう
笑顔は幸せを創りだすから
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もう一度笑って...
貴方はとても冷たい人になってしまった。
柔らかかったあの声も
包んでくれたあの腕も
今はもうただの棘。
温もりは空の彼方へ
優しさは記憶の底へ。
わたしの所為なのかな。
わたしが求めすぎたのかな。
涙が零れ落ちても
あなたはすくってくれはしない。
それでもわたしは貴方が好きだよ。
貴方のすべてが好き。
それがわたしの存在理由。
ねえ、わたしを置いていくのなら、
殺してから捨てて。
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本当は知っていたんだよ。
きっと終わってしまうって。
知ってて言わなかったのは
少しでも運命を変えたかったから。
自分が見た未来を
信じたくなかったから。
あなたがくれた幸せを
永遠にこの手に握っておきたかった。
運命って変えられないのかなあ。
結局わたしが思ったとおりの結末。
さよならを告げたのは他でもないわたし。
終わりを迎えたくなかったのに
終わらせてしまったのは傷んだわたしの心。
こうなることを、わたしは知っていた。
知ってて言わなかったのは
あなたを繋ぎとめるため。
偽りだらけの幸せを
真実にするため。
こんな終わりを望んだんじゃない。
だけど耐えられなくて
殺した涙がシミになって
全部思い出にしなきゃいけなくなったんだ。
わたしとあなたをつないだ鎖、
錆びて壊れてしまったね。
知ってたよ、これは終わる物語。
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大丈夫
目を開けてごらん
世界はこんなにたくさんの光を持っているんだ
だから闇におびえなくてもいい
きみはどうしてためらっているの?
前に進むことは悪いことなんかじゃない
周りの目を気にする必要は無いんだよ
だって、一度きりの人生を
周りの反応で決めるなんて勿体無いじゃないか
自分の進む道は
自分で決めてみようよ
怖くなんか無いよ
この広い世界には
きみを支えてくれる人がたくさんいる
きみを待っている人がたくさんいる
早く会いに行こう
この足を 前に出して
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願い事があるんです。
僕の大切なあの子を、幸せにしてあげてください。
僕の大切なあの子を、世界一の花嫁にしてあげてください。
今だから言えますが、僕はあの子が好きでした。
本当は僕が幸せにしてあげたかったけれど、
僕にはそれが出来ませんでした。
まるで彗星のように現れたあの子の花婿は、
きっと彼女を幸せにしてくれるでしょう。
それでも僕は心配なのです。
あの子は幸せな人生を送れるのか、心配なのです。
だから神様、どうかあの子を幸せにしてあげてください。
僕の一生分の幸福をあの子にあげます。
あの子がずっと笑っていられるなら、
あの子が素晴らしい人生を送れるなら、
僕はそれだけで幸せです。
ああ神様、
この願いだけは叶えて。
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いつか忘れるんだろう
この瞬間を
この風景を
この空の色さえも
きっと僕は忘れる
新しい時間なんて要らないのに
少しずつ
確実に
時間が僕を吸い取っていく
忘れたくないよ
でも僕は弱いから
時に逆らえるほど強い人間じゃないから
忘れていってしまう
この瞬間を
この風景を
この空を
君の声さえも
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貴方の期待に応えたい
でも私は その術を知らない
与えられたハードルは高すぎて
その終わりは 見えない
飛び方を知らない私は
目の前にある壁を 叩くことしかできなくて
望むようになれない
私は貴方が思うほど神聖じゃなくて
隠してる汚れも たくさんあるの
だから もう終わりにしませんか
傷をつくるのは 止めにしませんか
貴方に笑顔が戻りますように と祈りながら
「サヨナラ」
終わりの呪文を 呟いた