詩人:冴香 | [投票][編集] |
あのね
僕の好きな子
僕が好きなこと
知ってるのに
ぷいって
どこかに
行っちゃうんだ
びどいと思わない?
あのね
毎日
何にも
変わらないように
見えるけど
少しずつ
見えないくらいずつ
変わってるんだよ
みんな知ってた?
あのね
いつか僕も
大人になるんだよ
でも
いつから大人?
僕にはちっとも
分からないんだ
あのね
いっぱいいっぱい
話したいことが
あるんだ。
あのね
ただ僕は
誰かに僕の事を
分かってほしい
それだけなんだ
詩人:冴香 | [投票][編集] |
織り姫や彦星のように
1日だけ会うことの許された恋ならば
僕等は
どうして出会ったのだろう
花火の音は恋のスタートを告げるのか・・・
それは誰にも分からない
詩人:冴香 | [投票][編集] |
小さい頃は
欲しいものがたくさんあった
ピンクのワンピース
きれいな色のルージュ
今
何が欲しい?って聞かれても
わからない
けれど
満たされないのは
どうしてだろう
いつから
欲しいものが
手に入らないと
気付いたのだろう
いつから
夢を追うのを
やめたのだろう