詩人:IKUMI | [投票][編集] |
昔いい感じだった奴が離婚した。
それを聞いてビックリした。
全くそんなタイプの人間ではないから。
浮気をされていて限界だったんだ。
それを聞いて胸が痛んだ…
何でこんないい人間がそんな目に合うのかと。
昔たくさん助けて貰ったから
助けたいと思ったんだ。
そいつが言った約束。
「もし、俺らお互い本当に人間関係に
疲れたら、結婚しない?
お前となら、俺はいいよ。」
そんな話を笑いながら且つ本気で
話していて…
勿論、答えはYES。
でも、よく考えたら…
こんな大事な約束するものじゃない。
私の身体は…もういつまで元気か
分からない。
あいつにそんな思いさせたくはない。
本気でいい男で尚且つ…
いい人間だから。
あいつにはもう辛い思いを
して欲しくはないんだ…
だから、断らなきゃ。
ごめんね。
でも、また幸せになって欲しいから。
ありがとう。
少しの間でも、夢見させてくれて。
嬉しかったよ。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
北海道の幼なじみで親友にさえ
裏切られた。
もう笑うしかない。
私は何の為にあんな奴を
大事にしていたんだろうか。
気に掛けていたのだろうか。
笑うしかない。
笑うしかない。
笑うしかない。
笑えない…っ
助けて…
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
何もやる気が起きない。
考えるのは数日前にあった出来事。
あれだけ人の為にと考えて
やっていた事もしなくなった。
どうでもいい。
その言葉が口癖。
どうせ皆裏切る。
どうせ皆同じだ。
どうせ皆口だけ。
どうせ皆嘘を吐く。
そればかりがぐるぐる回る。
嫌な人間になって行く。
更に捻くれた人間になって行く。
仕事もエンジンが掛からない。
今まで真面目にやっていた事が
出来ない。
仕事に私情は関係ないのは
分かっていた。
辛いのは私だけじゃあないのも
分かっていた。
だけど、耐えられない。
もう元に戻る事もない。
だからと言ってまた頑張ろうだなんて
すぐには思えない。
こんな自分の醜さに
嫌悪感を抱いてしまう。
こう思ってしまう。
誰か私を…アヤメテ…と。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
昨日、何年か振りにお酒を飲んだ。
飲んで飲んで飲んで飲んで
忘れたかった。
寝たかった。
でも、忘れられず、寝れなかった。
悪夢から逃げられない。
お前のせいだと。
何度も言われる。
先に裏切ったのは…私?
「転校なんかしなければ私はこうならなかった!」
幼なじみで親友だったあなたの叫び。
…ちゃんと、守ってあげられなかった。
ちゃんと、伝わってなかった。
飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで、
生きたくないと嘆き、涙した。
久しぶりに人に涙を見せた。
情けない自分がいた。
「そんなんだから、優太君も失うんじゃん!」
…ガンっと鈍器で殴られた様な感覚だった。
そんな風に思われていたのかって。
「あんたなんか親友じゃない!」
一番ショックな言葉だった。
ごめんな。
傷付けて…ごめんな…
そしてまた私は…狂う。
アルコールに頼る。
ガスに頼る。
哀れな人間だ…
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
昨日の夜。
男友達と喧嘩した。
そいつは、私が傷付いてる時影で支えて
くれていた。
私が恋愛出来ない理由を唯一知ってる人間で
それでも私に異性を紹介してくれていた。
「お前は幸せにならないとダメなんだ。」
ずっとそう言ってくれる奴で…
過去に異性に傷付けられて、
「女なんか顔でしか寄って来ねえ。性欲の塊だ。」
それが口癖な奴で…
出会いは最悪だった。
女癖が悪いし、俺様だけどいい奴だからと言われ
紹介された。
仲良くなればなるほど、いい奴だって本当にわかった。
そこからはずっと友達でいた。
一緒にいれば、笑い、泣き、喧嘩もした。
けど、喧嘩しても次の日には仲直り。
一緒にバンド組んで一緒に頑張っていた。
…そんな中、昨日喧嘩して、今日の朝。
「昨日は悪い。けど、一つ言いたい。」
「お前が誰を好きだろうと、ずっと前から好きだった。」
突然の告白。
「俺はお前を幸せにしてやれないと
思ってたから、ずっと言えなかった。」
本当優しい奴で…思わず泣きそうになったんだ。
これを言われてから。
「頼む。振ってくれ。お前の気持ちは知ってるから。」
いつも、損得計算しかしない癖に。
バカだよ。本当。
ありがとう。
人として大好きだよ。
そして…
ごめんね。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
恋愛なんてただのゲームにしか過ぎない。
その方が楽だ。
もう期待して傷付きたくない。
だったら、ゲーム感覚で遊べばいい。
私にはもう…恋愛なんて出来ない。
こんな弱い自分を見られたくないから
強がるんだ。
好きだよ。
付き合ってよ。
会おうよ。
可愛いね。
モテるでしょ?
散々ウンザリする位に聞いてきた
言葉達を鵜呑みにする自分を
作り上げて、心の中では異性を
バカにして楽しむ。
相手が本気になってきたら
ただ切るだけ。
こんなもんでオチるんだ。
チョロい。
重い気持ち悪い。
そう思いただただ繰り返すだけ。
異性なんてこんなものだと。
最低な自分が戻ってきただけ。
私のゲーム。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
前に闘犬に似ていると言われた。
大切な人を守る為に
身体を張ってその人の盾になると。
でも、守っても守っても…
見捨てられる闘犬。
ボロボロなのに誰にも見向きをされず、
ずっとグッタリしていると。
子犬の癖にワンワン吠えるけど、
大犬には勝てなくて…
それでも勝ちたくて立ち向かう。
子犬だとも言われた。
他人には猫の姿しか見せないけど、
大切な人達には犬の姿になる。
でも、犬になる人達はもういない。
必要ない。
だって…
みんな、裏切るから。
私はもう…闘犬にはなれない。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
逃げたのは誰だった?
私だった?君だった?
信用出来ないと言って
関係を切った私?
ちゃんと話そうと言って
話さなかった君?
信用出来ない関係なら
意味がない。
信用したくても出来ない
このもどかしさ。
嘘を吐かれる度に
約束を破られる度に傷付くのが
嫌になって…
ちゃんと話もいつも出来ずに
うやむやにされて…
丸め込まれる自分に嫌気がさす。
だから…もう…
やめよう。
そう言った私。
引き止める君。
何度も何度も。
逃げたのは誰?
誰か教えてよ…
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
肺の末期の癌。
爺ちゃんはそう告げられた。
そして、爺ちゃんは
私の母にこう言った。
もう十分生きた。
死ぬ間際に辛い思いをしたくない。
だから、抗癌剤は断ってくれ。
…爺ちゃんの気持ちが痛い位に
分かってしまった。
使った事ない人にはきっと
分からないこの気持ち。
爺ちゃんの気持ちを
分かるのはきっと私だけだ。
でも、一つだけ違うのは…
爺ちゃんは私と違って、
生きる事から逃げなかった事。
爺ちゃんが…
カッコよく見えた。
少し元気付けられたよ。
爺ちゃん、ありがとう。