ほら…



見てみなよ。



どんなに親切に
したって所詮
こんなもん。



１人ぼっち。

いつもそう。



都合の良い女になる。



こんな自分が本当に
嫌になる。



友達が凄く羨ましい。



私だって…



君と幸せになりたい。



でも結局は
騙されて終わる。



どうして…



普通になれないの？



誰か教えてよ。



どうして報われないん
だろう…。



頑張ってるのに…



こんな醜い所を
持ってる自分が
更に嫌になる…。



だから…



結局都合の良い女に
なるのかな…？

今日これから
君に逢いに行くよ。



やっと逢える。



でも…明後日には
また私は県外に行く。



お金の為だから
仕方ない。



でもきっと…



いや絶対寂しくなるん
だろうなぁ…。



今日、明日って
楽しもう。



君に…





逢いに行くから。

君から…



【最近何か素っ気ないよね】



そうメールが来た。



私は



【風邪引いてるからあんま連絡したら悪いかなぁって思ってるだけだよ？】



って送った…。



【なら治ったらちゃんとしてな♪】



なんて本当に狡いよ。



でも私は…




寂しいから
連絡なくても嫌。




逢いたくなるから
連絡あっても嫌。





狡いのは…



どっちなんだろう…？

普通って何？



普通の恋愛って何？



普通の仕事って何？



自分で考えては
分からなくなる。



私は普通じゃないの？



普通じゃない事って
悪い事なの？



私確かにホストに
恋してるよ？



君にお金遣ってるよ？



風俗嬢になったよ？



それって普通じゃない
事なのかな？



たまたま好きに
なった人が…



ホストだっただけ。



たまたま好きになった
時期に風俗嬢に
なっただけだよ？



じゃあ普通の人は
昼間働いて
昼職の人に恋をするの？



それって普通なの？



夜の人間だって
普通の人間だよ？



私達はおかしいの？



夜の人間だって
恋するよ？



それって
普通じゃないの？



私は…






普通の感覚が
分からないよ。



これっておかしいの？



ずっと考えては
こう思ってるよ。



考えて考えて考えて…



結局は君が好きだから
悲しくなって
寂しくなって
君に逢いたくなるんだ。

ねぇ好き過ぎて
潰れそうだよ。



ねぇ寂し過ぎて
潰れそうだよ。



ねぇ逢いた過ぎて
潰れそうだよ。



ねぇ…



営業でもいいからさ
一緒にいてよ。



好きだって言ってよ。



抱き締めてよ。



キスしてよ。



束縛も嫉妬もしてよ。



………抱いてよ。



もう寂しくて寂しくて
辛すぎて潰れそうだよ。



傷付きたくないのに
またそう思う私は



どれだけ君が
好きなんだろう。



そしてどれだけの
お金が飛んで
行くんだろう。



君はホストだから…



もうおかしくなってる
私は…。



普通に戻りたいよ。



でも好きだから…
仕方ない。



これの繰り返し。



ねぇ…もう本当に
色んな意味で

















潰れそうだよ…。

ねぇどうしようもなく
逢いたいよ…。



疲れた時
何かに迷ってる時
寂しい時
辛い時
泣きたい時



どうしようもなく
逢いたくなる。



こんなに好きに
なったのいつ振り
なんだろう？



逢いたい。

君もきっと…
この夜空の下で
頑張ってるよね？



私も頑張るよ。



君に逢えるまで
まだ１週間以上
あるけど…



ちゃんと頑張ってるよ。



でも…それでも…



逢いたい時って
どうしたらいい？



君が恋しくて恋しくて…



君に
逢いたくて逢いたくて…



何度も君からの
メールを読み返して
通話の録音したやつを
聞き返して…



寂しさを
紛らわしてるよ。



でも…



声を聞けば
どうしてもね…





逢いたくなるの。



でも…



君に逢いたいなんて
言えなくて。



片想いだから
何処まで言っていいのか
分からないの。



でも、



君もこの夜空の下で
きっと頑張ってるから
私も頑張って我慢
してるよ。



もう…何で…












こんなに



好きなんだろう…。

昨日寝ていたら
君の夢を見ていた。



凄く…怖かった。



だって…



君がこう言ったから…





『お前なんて、もういらないわ！』



なんて言ってたから
目を覚ましたら
汗だくでビックリして
涙が溢れた。





凄く怖くて君の声が
聞きたくなったけど…



また我慢した。



我慢したけど
君にメールした。



【いやだよ。はなれるとかいわないでよ…】



そう送って
また眠りについた。



朝君からメールが来て



【どういう事!?】



昼前に起きて
私は凄くホッとした。





夢で良かったって。

あんたとはさ、
いつもふざけ合って
メールや電話を
しているよね。



会った時なんて
ふざけすぎてそれが
楽しくて爆笑してた。



時にはお互いに
愚痴や相談や
恋バナもたくさん
したよね。



私が辛い恋を
しているのも
分かってて、
色々と聞いてくれる。



そんなあんたが…





『もう俺が絶対幸せにする。ホスト上がるから、付き合ってくれないか？俺だったら泣かせない。』





そんな告白を
してくれてる。



付き合えば幸せに
なれるのは確定。



でも、あんたは本当に
大切な存在だから
異性としては見れない。



友達としてしか
見れないのに…



『クリスマス…俺仕事休んだから、旅行に一緒に行かねぇ？何もしないし、クリスマス位嫌な事忘れよう？まぁ、真剣な話あるから誘ったんだけどな！』





なんて言われたら
困っちゃうよ…。



あんたは私の前では
ホストなんかじゃ
なかった。



ただの友達だったよね。



こんなに素敵な人が
いるのに…………






どうして君が
浮かんで来るんだろう。



どうして君が
こんなに
好きなんだろう。



泣かなくて済むのに…
傷付かなくて済むのに…



あんたからの告白は
まだ曖昧なまま…。



答えは決まってるから
あんたにこれから
伝えるよ。





私が本当に
好きなのは…。





泣いても傷付いても
騙されても…



あの人しかいない
って…。



ごめんね。



って伝える。



あんたとは友達で
いたいから…。



ごめんね？





でもね？


















好きになってくれて
ありがとう。