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IKUMIの部屋


[603] 君の狡さ。
詩人:IKUMI [投票][編集]


ねぇ?



どうして?



どうしてそんなに
狡いの?



せっかく決心
したのに…



どうしてそれを
曲げようとするの?



私は…お互いの為に
決心したんだよ?



なのに…
電話して来ないで。



声が聞きたくなる。



メールして来ないで。



連絡したくなる。



丸め込まれてしまう。



君の狡さに
私はきっとずっと
勝てないままだと
思ってしまうから…。



「そゆ所可愛いよな〜」



「お前のそゆ所好きやねん!」



何て電話で言わないで。



嬉しくなるから。



【電話楽しいと時間早く感じるな!】



【好きやで?】



何てメールで
送って来ないで。



営業なんて
分かってるんだから。



これ以上
優しくしないで。



離れられなくなるよ…。



また傷付く羽目に
なるの分かってるん
だから…。



だからお願い。



私をもっと傷付けて。



そして…



突き放しては
くれませんか…?



そうじゃないと
抜け出せそうにないよ。



半端な気持ちで
君を好きになった
訳じゃないんだから。



そう簡単には…
抜け出せない。



それに気付いてる
君は本当に…






狡いよ…。


2013/03/18 (Mon)

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