詩人:IKUMI | [投票][得票][編集] |
ビックリした。
ずっと連絡取って
なかったのに…
いきなりの
お前からの着信。
「お前この間誕生日だっただろ?おめでとう。」
たったそれだけを
言う為に電話してきた
お前。
何より…
誕生日を覚えていて
くれたのが嬉しくて
涙が溢れた。
お前の気持ちに
全く気付かないで
お前を傷付けたのに…
笑いながら
言ってくれた。
「急に連絡ごめんな。どうしても伝えたくて電話しちまった。…俺の気持ちはまだ変わってねぇのにな…」
そう言うお前は…
切なそうに笑ってて…
私は…泣いた。
今の彼氏を
信用出来なくて
相談をしたあの日々。
お前がいなかったら
きっと…
今の彼氏とこうして
付き合ってなかった。
お前が信じろ。って
何度も言ってくれたから
今私幸せなの…。
ちゃんと付き合えた事を
伝えたらお前は…
「…良かったな。俺も嬉しいよ!お前には幸せになって欲しいからな?」
ねぇ?
どうしてそんなに
大人なの?
そんな…強いの…?
確かに…
お前の気持ちには
応えられない。
でも…辛いはずなのに
どうして?
どうしてお前は
私を好きだと言うの?
お前が教えてくれた
お前の好きな
アーティストの曲。
何回もリピートして
聴いてるよ。
誕生日をテーマにした
曲だね。
「俺の気持ちだから。電話ありがとう。じゃあな?」
そう言って急に
切った君。
また涙溢れた。
あの頃…毎日のように
電話、メールしてた。
でも、それが
無くなった今。
少し寂しいよ。
でもね…
好きになってくれて
ありがとう。
友達として私は
お前が大好き。
またいつか…。
一緒にバカ出来たら
いいな。
ありがとうね。