昨日過去を一つ一つ思い出した。本当にあの頃の自分が嫌い。あの時優太は生きていたのに。あいつの苦しみを早く気付いていれば今違ったかもしれないのに。生きて私のそばで笑っていたかもしれないのに。何故、自分の気持ちに気付かなかった?どこまで私は鈍いのだろうか。いくら優太が幸せになれと言っても神様は許してはくれない。あの日々の傷は今も痛んでる。どんなに悔やんでももう、元には戻らない。優太は戻らない。私が殺してしまった…ごめんなさい…
[前頁] [IKUMIの部屋] [次頁]