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IKUMIの部屋


[758] 闘犬。
詩人:IKUMI [投票][編集]


前に闘犬に似ていると言われた。



大切な人を守る為に
身体を張ってその人の盾になると。



でも、守っても守っても…
見捨てられる闘犬。



ボロボロなのに誰にも見向きをされず、
ずっとグッタリしていると。



子犬の癖にワンワン吠えるけど、
大犬には勝てなくて…



それでも勝ちたくて立ち向かう。



子犬だとも言われた。



他人には猫の姿しか見せないけど、
大切な人達には犬の姿になる。



でも、犬になる人達はもういない。
必要ない。



だって…



みんな、裏切るから。



私はもう…闘犬にはなれない。

2017/01/07 (Sat)

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