もう随分と長いこと月日は流れて。恋心なんてモノはいつしか憎しみに変わっていたけれど君の顔と声を忘れたその日から何もかもが思い出に変わっていた。何とも思わない。思わないさ、感情は。けれど何故こうもいつも気にかけるのかな。
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