詩人:野良猫 | [投票][編集] |
一通のMailを受けて
雨の中
待ち合わせ場所へと急いだ
その足取りは重く
100%の不安が私を壊そうとする
けど
自分で決めた気持ちを捨てられない
一本の外灯が
妙にその場を明るくしていた
でも
怖くて
足が竦む
冷たい雨が
私を孤独へと誘う
霧雨の夜
静かに響く足音は
どこか
暖かかった
それは待っていた貴方の音で
妙な緊張感が走る
雨が少しだけ
静寂から救ってくれたような気がした
私の不安と裏腹に
貴方がくれた言葉は
優しくて
孤独の夜に終わりを告げた
霧雨の夜
詩人:野良猫 | [投票][編集] |
少し濃いめに入れた紅茶の色は
吸い込まれるように深く
でも透明感があって
アタシを虜にしてしまう
そこにほんの少しの
ミルクを注いだら
甘く柔らかい色
リセットしたばかりのアタシの記憶
少しずつ
少しずつ
貴方との記憶でなじませる
元のアタシが壊れないように
少しだけ
少し濃いめに入れた紅茶の匂い
ミルクを注ごう
大丈夫
貴方と1つになっていくだけ
アタシはアタシのままだから
ミルクティーの柔らかな香りと
ほんのり甘い恋の味
詩人:野良猫 | [投票][編集] |
ポタリ
ポタリ
落ちるは桜の花弁
さらり
さらり
降り続けるのは雨
無音に近い闇夜の中で
雨の雫は一定のリズムを作り出す
桜並木の通りを走る
雲の隙間から覗いている月が
暖かく微笑んで見えたのは
アタシだけだろうか?
春は音がする
声が聞こえる
雲の走る
雨の落ちる
月の笑う
そして貴方の声
春は音がする
月は今も
アタシの頭上高く微笑んでるから
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いつからか
君はここからいなくなって
僕は道に迷い
君を届かない存在にしてしまった
迷いの道に入り込んだのは自分で
君を忘れようと必死になったのも自分
なのに
記憶から消えたのは
愛することで
君の記憶は消えなかった
ひどく痛んだこの胸に
君の
懐かしい声が
悲しく響く
だけど
忘れなくちゃ
僕には
君の心は掴めなかった
君は遠くを見つめていたから
だから
忘れなくちゃ・・・
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アタシじゃなかった
貴方の瞳に映るのは
アタシじゃなかった
貴方の心の行く先は
どこから道を間違えてしまったのか
アタシの辿り着いた場所は貴方
だけどそこには貴方の抜け殻
心だけが遠く離れてしまってる
どこにいるの?
少しでも近くにいたくて
走って行くから
これ以上離れないで
貴方の声を感じていたいから
沢山の言葉が聞こえるように
傍にいてほしい
どこから道を間違えてしまったのか
アタシの辿り着いた場所は貴方
アタシの想いは
貴方以外には捧げられない大切なモノ
詩人:野良猫 | [投票][編集] |
もしも
アタシが突然ここから消えたとしたら
貴方はその時を捨て
アタシを探してくれますか?
もしも
貴方が突然ここから消えてしまったら
アタシは全てを捨てて
貴方を探しに行きます
アタシの思考回路は
恋によって壊れてしまったわ
貴方の一言で
幸せにもなり
不幸にもなる
未来なんて
誰にもわからないでしょう
それでもアタシは
心のビンに蓋をして
貴方に全てを捧げます
もしも
貴方が突然病んでしまったら
アタシは
貴方を全力で救いたい
もしも
アタシが貴方との
未来を願っていたら
貴方はどぅ思いますか?
詩人:野良猫 | [投票][編集] |
君が僕を好きだと言ったあの日から
罪悪感に満ちた日々の始まりだった
君の存在は
僕の中では
『わからない』存在で
曖昧な気持ちのまま
新しいものを欲してしまった
君にそれを伝えることができなくて
苦しくて
泣いて
泣いた夜
それでも
何も知らない純な君
僕は嫌いになれるはずもなく
また今日も
言葉を交わしていた
そんな自分の心を怖いと思う
君をいつか
壊してしまいそうで
壊れてしまいそうで
なによりも怖いこと
それは僕の『好き』を
見失うコトだから
言わないで
君のその
純な声で
今は
その一言が
痛く感じてしまうから
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貴方に無いものは
アタシが持ってる
だからお願い
アタシに無いものを
貴方が補ってよ
目的も無いまま
また明日を迎えるよりは
貴方と過ごしたい
これから来る
毎日を
アタシに無いものは
貴方がくれるんでしょう?
だったら触れて
貴方の心を
アタシがゆっくり
満たしてあげるから
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ねぇ 聞こえてる?
アタシ、あなたの為に歌ってるの
あなたが深い闇の中で
眠ってしまわないように
アタシは歌う
あなたの心に響くまで
アタシの気持ち
もぅ こんな小さな胸には
抑えきれなくて
言葉に乗せて
あなたの元へ届くまで
何度も何度も
繰り返す
ねぇ 伝わってる?
アタシ、あなたの笑顔が大好きだから
あなたが青空の下
いつも笑っていてくれるように
アタシは歌う
あなたが優しく微笑んでくれるまで
愛は
一人じゃ愛じゃない
あなたとアタシ
2人で1つの愛になる
さぁ 今日も唄を歌おう
あなたの心に響くまで
詩人:野良猫 | [投票][編集] |
考えるだけ考えて
やれるだけやってみた
そしたら答えは出るんだから
少し休もう、この辺で・・・
小さくそっと恋をした
それは幼いアタシでもできた
大きくて
届かない場所に在る想い
壊れないように
そっと
探しに行こう
風の便り
時間と共に
あなたの想いを運んでくれた
アタシは決めた
その便りを胸に秘め
ココで待つ
あなたのことを。。。
少しずつ
経験をつめばいい
焦ることはないんだから
ココに
あなたとアタシが在る限り。