詩人:野良猫 | [投票][編集] |
世界中に普及し 人々を自在に操る機械
それを見るために
人は 俯き 気をとられ
時には 大惨劇を招くこともある
それでもこの機械を手放せなくて
数え切れない数の電波を飛ばす
飛び交う電波の波の中に それぞれの想いを託して
『好きです』
『さようなら』
『ありがとう』
『むかつく』
私の手元にあるコレは 誰からの着信を待つのだろう
声にならないものは文字として表し
文字として表しきれないものは声に出して伝える
今この世界から コレがなくなったら世界はどぅ混乱するのだろう
人々はどうなるのだろう
わがまますぎる私たちに 必要不可欠なもの
それが
携帯電話