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野良猫の部屋


[30] 流れるもの
詩人:野良猫 [投票][編集]

冬を越した山の春
雪解け水が流るる川

積もり積もったこの想い
流れと共に恋の音


傍にいるあなたの音
ヘッドホンから流るる音楽
傍にいてもこんなに愛しい

手の届く距離で
届かない


時は流れを止めないで
私が怒っても、泣いても、笑っても
無関心

私のあなたへの愛も
時と共に流れてしまうの?

この流れ
止めることができたなら
私の元に、温かい日差しが届くことでしょう

2004/02/29 (Sun)

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