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野良猫の部屋


[47] 悲しみの記憶
詩人:野良猫 [投票][編集]

いつからか

君はここからいなくなって

僕は道に迷い

君を届かない存在にしてしまった


迷いの道に入り込んだのは自分で
君を忘れようと必死になったのも自分

なのに
記憶から消えたのは
愛することで

君の記憶は消えなかった

ひどく痛んだこの胸に

君の

懐かしい声が
悲しく響く

だけど

忘れなくちゃ
僕には
君の心は掴めなかった

君は遠くを見つめていたから

だから

忘れなくちゃ・・・

2004/04/02 (Fri)

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