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野良猫の部屋


[5] 弱者
詩人:野良猫 [投票][得票][編集]

何もない私に
必死になって愛を教えてくれるあなたがいた

なのに私は 答えを出さないまま
彷徨い続け  いつしか
あなたの心に穴を開けてしまう
だからもぅ構わないで

お願いだから 優しくしないで

苦しくて 苦しくて
泣いた夜さえも もぅ
私にはわからない

あなたの言葉が傷ついた心を
優しく撫でる
でもそれは現実じゃない

泣くことを辞めれない私になる
泣くことしかできない私になった


     また


あなたに縋り付いてしまわないよう
私は両手に手錠を嵌めました

お願いだから・・・
優しくしないで・・・

苦しくて
泣くことしかできないから・・・

2004/02/21 (Sat)

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