真実の闇が覆い隠す
現実の連日連夜
後前逆さまの正かの闇夜晩に
腰を砕いた虚構を強行してる
一分一秒間
飛び乗った急行の寝台列車
鳴り響いた汽笛は意外に素敵で
窓際から見渡す己の
汚いとズルイ
自分の裏と表にある狭間と瀬戸際
その風景画は不思議と濡れていた
孤独を歩く臆病な獣除け者にして
勝者と呼ばれる奴らから逃げたいがため
自分の殻の中で目を瞑った人よ
迷わず逝ったあんたは負けだ
答えは無いに等しい人生画は
何度も書き直しが出来る筈だから
自分の色を足して生きな
2007/01/09 (Tue)