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傷付かない
なにも気にしない
そんな人がどこにいるの?
感じない
なにも恐れない
そんな人に誰がなりたがるの?
ステンレスみたいな心なんて
そんなモンいらないよ
たくさん感じてたくさん分け合ってばかみたいに笑いたいから
また
ステンドグラスみたいな日々に巡り会うために
歩いてゆこう
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空をつくるそれらはなんと儚いのだろうか
悠然たるあの積乱雲
お前の白いワンピース揺らす風
嵐は虹の橋を掛け瞬く間に消えてしまう
蝶が羽ばたいたのは何年前の事だろう
小さな小さなこの粒たちはいったいなにを成すだろうか
垂直に伸びたばかりの水平線は青く輝く
お前の麦藁帽飛ばす風
星の一粒を握りしめ空へと踏み出す
ゴールにあいつは居るだろうか
夢の断片を覚えてるか
忘れたか
子供の頃の鼓動のようなもの
一滴の森の片隅で透明な言葉達を紡ぐかのように
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あ 神様が呼んでいる
私の心は受精からインフレーションをへて
出産といふビックバンの後に晴れ上がり
現在も膨脹を続けている訳であるが
神様いはく
フツーにサイコロも振るしパズルなんて趣味はないらしい
『あーゆーれでぃ?』
人間諦めが肝心とかなんとかいうがヒックズ粒子で満たされた世界に対称性は破られたからには質量の塊であるわけで
ほら、聞こえるMelodyは雨の音
『かの一は永遠に一だろう』
ゲーテはどうでもよい
『神よ、ふたつの心をひとつにすることなからしめたまへ』
朔太郎はどうでもよい
トルストイもニーチェも呼んでるよ神様
どうでもよい
神が呼んでるのは僕だから
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月は東に日は西に
遠くの空もいっぺんに
小さくなってこの上に
月は東に日は西に
遠くの空もいっぺんに
小さくなってこの上に
月は東に日は西に
遠くの空もいっぺんに
小さくなってこの上に
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精神とやらはどこから生まれてきたのだろうか
私は思う
『多次元の虚無のゆらぎ』が生んだのではないかと
宇宙と同じ構造で
それはビックバンのように広がり
その理由をさがすにはとてつもなくて
こんなにも切ないものかと
私は思う
この世で唯一意味のないものを見つけたよ
生きる死ぬ意味を探す意味さ
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笑える話をしよう
あいにく役に立つお話や
生き方についての方程式なんざ
持ち合わせていないけれど
明日の君には
変えようと思えば変えられる力を与えてあげられるさ
そして
思い続けること
それは最初から持っているものだけれど
思えば世界をも変えられる
人間が想像できるすべての妄想は
起こりうる現実なのだから
大丈夫
きっとうまく笑えるさ
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目を大きく開け
口を閉じて思え
お前はいったい誰なのか
自分自身に聞いてみな?
目を大きく開け
口を閉じて思え
悲鳴と愚痴は聞きたくない
気付けばどうだ笑えるだろう?
構う事はないさ
笑って生きろよ、きっと
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この世には沢山の人がいる
人類は過去も含めれば星の数ほど居るんさ
そして言葉がある
伝える事ができる
沢山の人が色んな事を経験し伝えてきたはずだ
それでもなお 不確定なアドバイスしか誰も出来ないなら
お前は人類が解けなかった難題に挑戦しているんだ
自信を持て力をそそげ
自信を持って逃げてしまえ
そして
今を楽しめ
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くせぇ
お前ら
人間くせぇ
人間臭さが 酷く鼻につく
あの頃の臭いだ
お前等はあの頃の住人
己の欲望に忠実
私もまた欲の犬だが
趣向が違う
私は海と森の匂いと
アールグレイの紅茶の香りが好きだ
お前等とは違うにおい
勝手に罵り合えばいい
所詮は個々の気持ち
自分を蔑み
それらをひけらかせばいい
楽しいねぇ
死にたくないならペンを持て
ブギーがケツから喰らっちまうぞ?