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黒夢の部屋


[103] 強がり
詩人:黒夢 [投票][編集]

別れを切り出すことが
最後のデートの目的。







そんなことは知っていた。








ただ
貴方にもう特別な感情が無くたって
私には溢れる程の貴方への想いがある。








だから
貴方にとって迷惑だとしても
私が報われることが無くても
素直に頷いてなんかやらない。








情けなくても
格好悪くても
馬鹿みたいでも
きっと恋愛にはそれが付き物だと思うから。








自分の全てを捨ててでも
誰かを愛するということが
私の恋愛だから。








歩き出す貴方をもう一度呼んで。








笑顔で言ってやる。







悔しいけれど




悔しいけれど






私に、貴方以外を愛する勇気なんて無い。

2005/04/29 (Fri)

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