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黒夢の部屋


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詩人:黒夢 [投票][編集]

君のその眼は空を見ていました。
僕のこの眼は君だけを見ていました。

だから分かったんだよ。



君のその眼は「退屈」と言っていました。
僕のこの眼は「行かないで」と言いました。

この視線が鎖となればいいのに。



君はその眼で僕に別れを告げました。
僕のこの眼は何も告げられませんでした。

霞む視界に君の進む道は見えなくて。



遠くを見つめる君の眼が
この世界に愛想を尽かしたように見えました

2007/04/03 (Tue)

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