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黒夢の部屋


[7] 半分
詩人:黒夢 [投票][編集]

半分の月が笑っている。
とても楽しそうに。
あるいは とても悲しそうに 哀しそうに。

形を変えていくそれは 
いつまでもそのままでいられなくて。
久しぶりに半端な形のそれは 姿を見せた。

また 笑っている。
不安そうに 諦めたように。

誰も見てくれないから。
誰もが満月を望んでいるから。

でも僕は 今 空に浮かんでいるあの月を望む。
半分の形が 僕の心と似ているから。
もう半分を補ってくれる 誰かを待つのが
僕とそっくりだから。

僕は笑う。
月と一緒に。 

2004/11/11 (Thu)

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