詩人:黒兎 | [投票][編集] |
僕はいつも不安だった
『貴方は私を愛してくれてるの?』
その言葉が永遠と頭の中で繰り返される
『アイシテイルノ?』
不安で不安で仕方ない
貴方をそっと引き寄せて
貴方をつよく抱きしめて
僕より小さくて脆いのに
小さく震えてる僕に
『好きだょ、たとえ世界が滅んでも、貴方が好きだょ』と
貴方よりも小さく脆い僕を強く抱きしめてくれた
詩人:黒兎 | [投票][編集] |
人と会う度変わる顔
いったいどれが私なんだろう
鏡に映る私の中に
人に映る私はどれほどいるのだろう
人に会う度
環境が変わる度
関係が変わる度
私の中で私が構築されて行く
今日も厚い皮を被り
日常へと沈んでいく
私は何処へ行きたいのだろう
深い海の底にたゆたう