詩人:JAM | [投票][編集] |
それぞれに過去があって
その重さは
みんな等しい
君の過去に何があったの?
君はどんな傷を抱えているの?
心の内側なんて見えるはずなぃし
そのふと見せる切ない目の先に
何があるのかもわからない
僕じゃ癒すことすらしてあげれないかもしれない
でも僕は
必要ならば僕の過去を話そう
必要ならば僕の傷を見せよう
でもきっと
そんなことしなくてもいいんだよ
君といる“現在”が過去になっていくから
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道路沿いに立っている
一本の桜の木
春の暖かさに花を満開にさせた
けれど
雨が降って終わりを告げる
風に吹かれても
あんなにしっかり木にしがみついていた花が
一風で儚く散りゆく
でも
枝には新しい新緑が芽生えていた
そんな一本の桜の木に
今のあたしを重ねた
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言葉は嫌いだよ
思ってもなぃこと言えちゃうから
感情ごまかしてしまうから
嘘言えちゃうから
心が隠されてしまう
言葉なんか嫌いだよ
形に残らないから
君が嘘を言うから
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自分に自信が持てないんだよ
嫌われたら
うざがられたら
目つけられたら
どうしよう
自分のいい所が見えないんだよ
周りの人は
あの子は
あの子も
かわいいし
あたしってこんなに弱かったんだ
他人の目ばかり気にして
抜け出したいよ
最悪の思考のサイクルから
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たんすの角に小指をぶつけた
じんじんじんじんじんじんじんじんじん
ずっと痛みが体中に響いた
じんじんじんじんじんじんじんじんじん
心の痛みも
こんな感じなのだろうか
じんじんじんじんじんじんじんじんじん
体中に巡って 脳までも 思考までも支配する
じんじんじんじんじんじんじんじんじん
この痛みは
いつになったら
止まってくれるの
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あたしは絶対昔が恋しいなんて言わない
だって自分が選んだ場所だから
自分で決めたんだから
恋しいなんて言わない
恋しいなんて言わない
あたしはこの場所で
変わるんだ
いろんな経験して
いろんな人と出会って
いろんな考え方感じて
いろんな物見て
あの日決意した気持ちは
軽くなんかない
あたしはこの場所で生きてゆくんだ
君を失った
君とさよならしたことを
無になんかしない
君とさよならしたこと
後悔なんてしない
あたしは
君がいた頃を
恋しいなんて言わない