詩人:JAM | [投票][編集] |
怖いのです
前のように戻ってしまうのが
怖いのです
醜い思いに支配されてしまうのが
怖いのです
人を嫌ってしまうのが
怖いのです
君ばかりを追って また弱くなってしまうのが
怖いのです
誰かを 自分を傷つけてしまうのが
あたしはもう変わりたいのです
今までを受け入れて
過去も一緒に
前を見て
振り返らずに
進んで行きたいのです
ただ
その方法が
分からないだけなんです
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僕らは秘密の関係だった
陰で築いた関係を
この3年間を
君は
無
にしてしまうのですか
誰にも言わなかった
はぐらかす演技が上手くなった
僕らは秘密の関係だった
秘密すぎて真っ黒に染まってしまった
その3年間を
君は
思い出
に変えてしまった
僕は
現在進行形を求めた
君は
過去形に
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繋いだ手を離すことができずにいる
そっと指先だけを触れ合わせて
その手を引くことができずに
僕らにはそれぞれ別々の道が先にはあって
ただ前に進めばいい
ただそれだけなのに
初めて「別離」を感じてしまうことに
お互い不安を感じてるのは
見え見えだった
「あの頃に戻りたい」
そう言ったらいけない気かした
溢れ出してしまう気がした
繋いだ手の離し方も分からず
僕らはお互いにかける上手いセリフさえ見つからず
ただ一緒にいることで何かを保とうとしている
安っぽい言葉さえ出てこない
この手を離す時は確実に迫っている
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「君にはいつも笑顔でいて欲しいんだ」
そう言ってくれた貴女を僕は守れたのかな
不登校を抜け出せたのは
貴女自身の力だよ
自信を持って
貴女の道を歩いて行ってください
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あたしはたかが貴方一人の他人のために書いてるんじゃない
貴方ごときの他人に干渉されたくない
いい加減
貴方も貴女も
あたし全てを否定するのは
止めろ
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君に深い深い意味をこめて
「よろしく」
それだけを書いた手紙をあげました
これからも一緒にいてくれると思ってたから
でも今はただの紙切れです
意味など消えうせました
いないのです
君は一緒にいないのです
いないのです
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時が早々と過ぎるのは
あたしにとって救いであり
残酷でもあった
じっと下向いてただ自分の靴をひたすら睨みつけた
あの日あの時あの瞬間は
時が過ぎ行くことだけがあたしの救いだった
君があたしを抱き寄せて頭を撫でてくれた
あの日あの時あの瞬間は
時が過ぎ行くことが残酷だった
時が止まってほしかった
時は止まってくれないし
ものすごく早く過ぎることもない
今までのあの日あの時あの瞬間は全て過ぎ行く
今この瞬間も過ぎ行く
そんな当たり前のことを恨む
我が儘なぼやき
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人に弱さを見せる
なんてこと小さい頃からしなかった できなかった
弱みを見せれば潰される
そういう考えが自然にあった
精一杯精一杯強く見せて
精一杯精一杯自己主張して
精一杯精一杯できる人を気取って
それがあだとなることもあったけど
弱さを見せてもいいんだよ、そう言ってくれたこともあったけど
あたしはしなかった できなかった
だから
甘え方を知らない
だけど
それがだめだとか
あたしは
甘え方を知らなくて可哀相だとか
そんなもんは関係ない
人は誰だって一人きり
自分の弱さは自分さえ知っていれば十分
強がりの過ち
口で言わなきゃ誰も気づいてくれないよ
なのに誰にも言えない
一人で泣いたって誰も慰めてくれないよ
誰も支えてくれないよ
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君を追ってばかりじゃいけないと思った
だから僕から否定した
「好きだけど、違うからね」
本当は大大大好き
会いたい
側にいて欲しい
でも君は無理なんだよね
それでは僕ら沢山のものを見失うから
君専用のスピッツの曲が流れるのをずーっと待ってる
携帯のランプ光るたびドキドキ期待する
これが恋とは言わないの
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僕は時々悪魔になる
だって貴女が僕の目の前で兄だけを可愛がるから
だって貴女だけが楽しそうだから
だって僕を褒めてくれないから
だって僕という存在を認めてくれないから
だって
だって
だって
でも本当は寂しいだけなんだ
気づいて欲しいだけなんだ