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JAMの部屋


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詩人:JAM [投票][編集]

繋いだ手を離すことができずにいる
そっと指先だけを触れ合わせて
その手を引くことができずに

僕らにはそれぞれ別々の道が先にはあって
ただ前に進めばいい

ただそれだけなのに

初めて「別離」を感じてしまうことに
お互い不安を感じてるのは
見え見えだった

「あの頃に戻りたい」

そう言ったらいけない気かした
溢れ出してしまう気がした

繋いだ手の離し方も分からず
僕らはお互いにかける上手いセリフさえ見つからず
ただ一緒にいることで何かを保とうとしている

安っぽい言葉さえ出てこない
この手を離す時は確実に迫っている

2008/03/21 (Fri)

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